エコロジー建築とは 建築を取り巻く環境に配慮がある建築のこと <エコロジーの語源> 語源は「エコロギー(Oekologie)」 住居や家庭を意味する「オイコス」と論理や哲学を意味する「ロゴス」の合成語で、もともとは生態学を意味する用語。...

ミニマリズムとは 1960年代、おもにアメリカで展開したアートムーブメント。 シンプルな形と色を使い、装飾や説明要素をできるだけ削ぎ落とした表現が特徴。 作者の痕跡もなく、反復性、対称性、連続性といったものがただただ強調される。 <ミニマル・アート>...

ディコンストラクション(脱構築)とは フランスの哲学者ジャック・デリダが創始した理論で、20世紀後半の現代思想を牽引した。 古代ギリシャから連綿と続いてきた西洋哲学の前提である二項対立を疑い、その解体を試みるもの。 デリダはもともと、この言葉をハイデガーの「解体」の訳語として使いはじめた。...

プログラミング建築とは 一般的に設計図をかく前に考える、敷地条件・機能配置・文化的コンテクスト・クライアントの意向などの条件を「プログラム」と呼ぶ。 これらを図式化(=ダイアグラム)したものを、直接、建築形態に投影するデザインの方法をいう。 1980年代、ラヴィレット公園のコンペをきっかけに世界的に広まった。 <プログラミングの目的>...

ハイテク建築とは テクノロジーがそのままデザインとして表面に現れている建築のこと。 構造表現主義ともいわれる。 1960年代から70年代にかけて、今までは技術的に建てることのできなかった建築が、最新の構造技術を用いることで建築可能になり、次々と世の中に登場し始めた。...

メンフィスとは ポストモダンを代表する多国籍のデザイナー集団。 1981-1988にかけて、主にイタリアで活動した。 1976年にソットサス、メンディーニらは、前衛デザイナーグループ「スタジオ・アルキミア」を結成し、それがのちにメンフィスとなった。 <メンフィスのメンバー>...

ポストモダンとは モダニズムの批判からうまれたスタイルで、脱モダニズムを目指したもの。 流行時期は1960-90年代で、近代建築を更新する新しい美学を提唱したとして建築史的に大きなムーブメントであるとされる。 とくに "形の意味" について焦点が当てられている。...

レヴィ=ストロース
構造主義とは 1960年代のフランスに生まれた現代思想。 システムに焦点をあてた考え方で、同時代に活躍していたサルトルの実存主義(理性、主体性重視)に批判的な立場をとったのが特徴。 近代ヨーロッパの理性主義全般を乗り越えようとするものだった。イデオロギーの一種ではなく、方法論であり、現在さまざまな分野で応用されている。...

コンバージョンとは 既存の建物を用途変更して再生させること。 世界中で歴史歴建造物の取り壊しがおこなわれ、それは現在まで続いている。世界の建築遺産を保護しようとする運動に共感する建築家たちは、過去の遺産を壊さずに修理して活かす取り組みを行った。 歴史歴建造物の保存

リージョナリズムとは 地域のアイデンティティーをいかして、風土や文化的コンテクストをデザインに取り入れた建築。 とくに共通した様式はもたない。...

さらに表示する